2026年も明けました。何とも時が流れるのは早い。実は自分もまた歳を取り、今年は64歳になる。サザエさん家の波平より年上でショックは大きい。
最近、日本の世界におけるポジションが私の若い頃と随分変わったと感じることが多い。アジアを旅行しても日本の電化製品は少なく、大半が韓国や中国製だし、テレビをつけても日本語番組はめっきり減ったのに中国テレビは2-3局見れる。
少し心配になって日本の世界との関係を調べてみるともっと驚く。
世界の貿易黒字トップ5の国に日本は入らない。というか最近は、日本は貿易黒字国とは呼べないらしい。私が留学していた1995年には、円ドルは80円程度だったにもかかわらず世界有数の貿易黒字であったのに。
ただし、日本は大きな経常黒字国です。それは長期間稼いで貯めた貯蓄が大き過ぎて国内投資では使いきれず海外投資に莫大な資金が向かい、それが利子や配当を産んでいるからということらしい。
まあ金持ちだけど自分に投資することが無くなった爺さんみたいな雰囲気の国ですね。ところが、その海外での利益や配当は日本には還流せず海外で滞留して次の投資先を狙っているらしい。つまり経常黒字が日本円の買いに結びつかず円安の要因のひとつになっているということ。
さらにコントロールできない財政赤字が広がる一方で円の国際的信用が弱まっているという現状では、やはり長期的円安の中で日本の将来設計を考える必要はあるのではないかと思っています。
その一つが有り余る日本の貯蓄を海外の良い投資に向けるということです。もちろん国内の成長産業や若手のチャレンジには資金を向けるべきですが、この大きな流れの中で一部資金は海外の良い資産を持ちたくなるのは自然な発想だと思います。
そんな思いで長期成長が見込めるインド不動投資や米国における不動投資を新しい戦略のひとつにできればと思うのです。


